1998年4月号
日本ボーイスカウト都窪第2団　リターン

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3月の活動報告

3月1日（日）ボーイ隊・犬養木堂生家清掃奉仕

「いやだけど、しょうがない」とか「ぼくは奉仕をしてやってるんだ」なんて身がまえずに、かる～い気持ちで「できることなら、すればいいじゃん、当たり前でしょ」の心境に達したら、きみも一人前のスカウトだ。

3月15日（日）曇りのち晴れ、風強し
ビーバー隊カブ隊・飛べ！スカウト（たこあげ大会）

（カブ隊通信）
午前中吉備公民館で、新しい仲間と“たこ”作りに熱中。午後、塚山公園にていよいよ凧上げ大会　グランドは、風が弱く、西風と思えば、今度は北風、10～２０ｍ上がるとそこは、エアーポケット。凧は突然クラクラ、ヒラヒラと舞い落ちてしまう。カブ悪戦苦闘の凧上げ！しかし、“いつも元気”のカブ、右へ左へとグランドいっぱい走り回る。大人は、凧糸のもつれ、補修にと大忙し… しだいにカブも上達し、風も味方にして、最初から上がりっぱなしの１組熊代君の凧に続けと２組全員で作った大凧（デザインも見事）コブラも、みんなの凧が塚山公園の空に舞い、みんな凧を見上げて“あがった、上がった、アガッタ”と嬉しそうな顔。よかった、よかった！（と大人たち）

（ビーバー隊通信）
午前１０時よりビーバ・カブによる合同凧作り。吉備公民館に集合、新しい仲間も見学に来ている。お父さんやお母さんといっしょに一生懸命凧作り。もっぱら絵を描いたり、名前を書くのが中心だ。11時すぎにはほぼ完成し、いよいよ塚山公園へ移動。
午後１２時前着。公園では、まず腹ごしらえ。お母さんたちやくまスカウトが作ってくれたおうどんやおやつをほうばっておなかいっぱい。寒さもへっちゃらだ。強い風に最初は、悪戦苦闘。風が強いとうまく上がらない。お父さんやお母さんが凧の張りを旨く調整して再度チャレンジ。こんどは、たかーく舞い上がった。スイスイ空を舞っている。でも隣の凧と糸がからんだりと大変。
２時からは凧上げをいったん止めてゲームをした。陣取りけんけんや色鬼ごっこだ。子供は熱中するといつまでもゲームをする。側で見ているほうが寒～い。３時前、閉会式を行いビーバは解散した。ビッグビーバとは、これでお別れだ。カブにいってもみんな仲良く元気でね。

3月28-29日（日）ボーイ隊・ゲームキャンプin阿部山

いやだよ～、また重い荷物背負ってのキャンプだ。鴨方駅から阿部山まで片道10km、標高差300m。最後は恐怖の激坂というキャンプ地についたのは予定より大幅遅れの1時半。今日ほど弁当がうまいと思ったことはありません。
今回のテーマずばり「ゲーム」。各班の考えてきた「旗揚げ」「ハンカチ落とし」「空き缶ボーリング」などの他、指導者による30年、40年前の路上ゲーム「陣取り」「コマまわし」「12ケンパ」など、ゲームざんまいのプログラムでした。さらに夜には小林副長によるアマチュア無線ウォッチング。徳島や広島の見知らぬ人との交信に胸わくわく。
今夜はなんと野宿希望者が4人も登場。たのもしいスカウトたちは、大きな松の木の下でどんな夢を見たのかな？

3月15日（日）シニア隊・「己の実力省みず」マラソン大会出場

今年のシニアは天候と相性が悪い。強風と雨の素晴らしいコンディションの中、五千数百名がいっせいにスタート。最初は人が多くて歩くだけ、しかも下り坂で軽いもんだと思っていたのが甘かった。ネオポリスは丘の上。後半は登りがほとんどでアゴは上がるが足は上がらぬ。つらい時を経て、ようやくグラウンドへ。中に入ると大きな「GOAL」のアーチとその周りの大勢の人々の大声援に迎えられ、なかなか感動的なゴールインでした。ちなみにゴール時は「アラレ」が顔にビシビシ当たり、お天道さんから「次回は10kmかハーフマラソンで来なさい」と励ましを受けつつ帰途につきました。

ランナー：田中、坪田、河原、太田圭亮、川崎、難波隊長

3月27-29日（金-日）シニア隊・ヒッチハイクラリー
＜課題＞出雲大社までヒッチせよ

やはり今回も雨の中のスタート。笑顔と哀愁をまとった好青年が2人組4チームに分かれて岡山を出発。本当に2日間で松江まで行けるの？ところが初日に2チームは米子まで着。残り2チームもそれぞれ大山と蒜山まで進んだ。やはりシニア。やるときゃやるもんだ。（グリーンシニアも2名参加で立派）しかもコーヒー、食事、おやつ、果てはマジックペン？、お小遣い（現金）までいただいたとのこと。いや～世間には親切な人が大勢いるもんです。そして2日目。なんと朝5時に起床したチームもあり、全チームとも午前中には松江に到着。出雲大社に良縁を授かり参拝し、（なぜか指導者2名も熱心に参拝）サクラ満開の山陰路を後にしました。ヒッチハイクに協力してくれた見も知らぬ方々、ありがとうございました。

さすらいのヒッチハイカー：佐藤・川崎チーム、坪田・花房チーム、河原・玉井チーム、田中・真野チーム

今月のシニア隊「ダメダメ集」「ヨシヨシ集」

「ダメダメ集」（マラソン編）

その1　最初に意気込みどこへやら、結局全員ファミリーコース（5km）ダメダメ！

その2　シニアが動くと天気も乱れる、ちなみに今回「雨あられ」ダメダメ!

その3　お年寄り、お子様はまだしも、子犬様にも抜かれて精神的にもダメダメ!

その4　いつも参加のBOY隊長、今回だけパスしちゃダメダメ!　

「ヨシヨシ集」（マラソン編）

その1　何はともあれ全員完走ヨシヨシ！

その2　順位はどうあれ6000人規模の大会のゴールは気分最高ヨシヨシ！

その3　いろんな大会資料があって段取り順調ヨシヨシ！（田淵副長お世話になりました）

「ダメダメ集」（ヒッチハイク編）

その1　チーム分けで不正クジ発覚、セコイ根性ダメダメ！

その2　出発時、家庭内ヒッチハイクは言語道断、ルール違反ダメダメ!

その3　1日目のテント泊、夜の散歩に出て迷子になっちゃダメダメ!

その4　海辺のキッチン付ロッジまで来てディナーはホカ弁ダメダメ!　

その5　本場出雲の出雲そば「遅い、少ない、まずい」でトリプルダメダメ!　

「ヨシヨシ集」（ヒッチハイク編）

その1　全員目標タイムを余裕でクリアヨシヨシ！

その2　世間は善人でいっぱいだヨシヨシ！

その3　角チーム、心暖まるエピソードいっぱいできてヨシヨシ！

その5　飲み物、お菓子、パン、食事、そしてお小遣いまでもらって、その気持ちに感謝するヨシヨシ！

その6　2日目のロッジにて6台のベッド連結で10人仲良く就寝ヨシヨシ！

その7　シニア隊、全員集まると実力曇るが、少人数だと実力発揮ヨシヨシ！

その8　今年度一番収穫の多い行事となっておおいにヨシヨシ！

番外　遠路はるばる新車でフォローの沼本さんにおおいに感謝ヨシヨシ！

(nanba)

やったねコーナー（敬称略）

山陽新聞・桃太郎賞受賞

山陽新聞の主催する第22回桃太郎賞にボーイスカウト都窪第2団が選ばれました。この賞は桃太郎のように明るく、強く、がんばっている子供を表彰する賞で、3月15日、岡山国際交流センターで表彰式が行なわれました。代表として林あゆみさんが出席（付添2人付）。大きなメダルをいただきました。この様子は3/26の山陽新聞に8ページにわたって掲載されているので、見逃した人は要チェック。

1級スカウト誕生

以下の5名がキャンプ中に最終レポートを提出し、指導者全員による審査の結果、1級スカウトとしてふさわしいと認められました。おめでとう。

佐藤大介、花房克行、川崎数馬、小林隆幸、坪井響

ボーイ隊・個人優秀賞てんこもり

野宿スカウトが激増だ！まだ春の夜は寒いというのに、4人も松の木の下で寝たぞ。気持ちよさそうだなあ。当然、個人優秀賞！

豊島徹也、坪井章哲、梅林知彦、沼本大輔

個人優秀賞は過激なことだけじゃない。今回のキャンプで、みんなが遊んでいるときにもまじめに食器洗いや片づけをしていたスカウトを、なんと！班長、班員から「ぜひ、あいつにやってくれ」とのすいせんがあり以下の2名に個人優秀賞！

志水創一、山崎智洋

＜イグルー＞志水創一

ぼくは最初に雪の中で寝ると聞いて、ビックリしました。そんなの絶対無理だと思ってました。ぼくはテントよりイグルーの方があったかいとはじめて聞きました。なのでぼくは、寄りはイグルーでねることにしました。ぼくの他にも豊島君と滝君もいっしょに寝ました。しかし不安なことが一つあります。それは、こわれることを予告するようなことがわかりました。それはイグルーの天井からポツポツと落ちてきました。まさかと思いつつ外を見ると雨がふりだしていました。ぼくは持ってきたダンボールを急いで天井にかぶせました。もう一つのダンボールは入り口にドアがわりにしました。それからぼくは寝ました。よく朝起きて外に出ると雪がつもっていました。ダンボールのかいあって雪はイグルーに入っていません。意外に温かいしおもしろかったです。（喜）

素晴らしい報告書がたくさん。雪中キャンプの作文とカラフルな報告書が出そろって個人優秀賞！
特に秋山さんのは、イグルーづくりやアイスクリームづくりのノウハウが、イラスト入りでGood！豊島君のはキャンプ地周辺のイラストが詳しく描かれててGood！山崎君は毎回表紙にリキが入ってGood！志水君の文才ますます冴え渡ってGood！

豊島徹也、志水創一、山崎智洋、秋山なな子

ハイキング賞（特修賞）ゲット！

佐藤通子、豊島由希恵