1996年10月号

日本ボーイスカウト都窪第2団シニア隊 リターン

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シニア隊激闘編

9月29日激突!炎の料理人


シニアが今、燃えに燃えている。まずは河原クン企画による、料理コンテスト。
ボーイ時代よりメニューにはうるさかった河原クン、「シニアになったらぜったいにやってみたかった」というのが今回の「炎の料理人」。受けて立ったのは、これも味にうるさい佐藤クン。「味では負けないぞ」と勢い立つ。さらにシニア隊に入ったばかりの川崎クン(中3)が、「料理なら俺も負けない」とばかりふるい立ち、いずれも助っ人を従えて3つどもえの戦いとなった。
場所は吉備公民館・調理室。
予算は1チーム3000円で6人前。
調理タイムは買い出しも含めて2時間半。(10:00〜12:30)
さて戦いの火蓋は切って落とされた。勝負やいかに。

3チーム構成員とメニュー

Aチーム=河原誠・田口将太


メニュー=トロピカル御膳
●パイナップルピラフ●オニオン・シメジ・チキン・ベーコンのチーズのせホイル焼●ポテトチップ・ツナ・コーン・チーズのピザ風●ハム・レモン・卵のサラダ●フルーツポンチ●コンソメスープ

Bチーム=佐藤千佳良・佐々木敏行



メニュー=日中露・味のジャンボリー
●ビーフストロガノフ●エビのチリソース煮●豚の中華風炒め蒸し●いりこ・たたきキュウリのレモンサラダ●ゆかり(しそ)ごはん●豆腐とわかめのみそ汁

Cチーム=川崎裕馬・太田圭亮・花房典弘


メニュー=特製ちゃんこスペシャル
●特製つみれ入ちゃんこなべ(煮込みうどん付)●ナスのしぎ焼きあっさり味●抹茶シェイク


審査事務局=田中大資クン

審査員=各隊隊長・副長・おやじの会・母の会・カブ・ビーバーなど10名

審査項目=1.第一印象(盛りつけ等見た目)2.味 3.創意工夫(センス) 4.衛生 5.片づけ整理整頓

以上5項目をそれぞれ10点満点で採点し、総合得点で競う。

激突!炎の料理人、注目の審査結果報告!!

各チーム採点表 河原・田口チーム 佐藤・佐々木チーム 川崎・太田・花房チーム
第一印象(見た目) 8 8 9 7 10 9 10 10 9 8 88 7 7 10 8 9 10 10 8 10 7 86 7 6 8 7 6 8 9 9 8 6 74
8 8 9 9 8 9 8 9 9 9 86 6 8 8 8 10 9 8 10 10 6 83 7 8 9 9 7 9 10 9 10 8 86
創意工夫 8 8 10 9 9 10 9 8 10 9 90 8 7 9 8 10 9 9 9 10 7 86 8 7 9 7 7 8 8 8 9 8 79
衛生 8 7 10 8 10 10 9 9 10 8 89 8 7 10 8 10 10 9 9 9 8 88 8 7 10 8 10 10 9 7 9 8 86
片づけ整理整頓 9 8 10 8 10 10 10 1 9 8 83 7 8 10 8 9 9 10 0 9 7 77 9 8 10 8 10 10 10 0 8 8 81
41 39 48 41 47 48 46 37 47 42 36 37 47 40 48 47 46 36 48 35 39 36 46 39 40 45 46 33 44 38
総合得点 436 420 406


以上の採点により

優勝=Aチーム(河原誠・田口将太)
2位=Bチーム(佐藤千佳良・佐々木敏行)
3位=Cチーム(川崎裕馬・太田圭亮・花房典弘)

という結果になりました。
う〜む、やはり河原チームは言い出しっぺだけあって、面目躍如。以下、審査員のコメントを紹介します。

Aチーム
トロピカルムードが楽しかった。
チャーハンがべたついていた。
全体に味がうすい。
鶏チーズが美味。
ポテトやたまねぎオーブンはアイデア優秀。
センスが良い。
工夫を良く凝らしていた。
全体的にあっさりとしていた。
組み合わせがちゃんとマッチしていた。
たまねぎベーコン料理が気に入りました。

Bチーム
バリエーションの勝利。
全体に味が濃かったが、レモン清、ゆかり飯があったのでバランスは良かった。
ポークは抜群においしかった。
味が濃い。油っこいものと薄味のみそ汁。
まさに中華。テクがすごかった。ちょい辛。
きゅうりとジャコのレモン味がうまかった。
全体的に味付けがもう一歩。でもしそご飯はおいしかった。

Cチーム
ちゃんこの具をもう少し増した方がいい。みそ汁のちゃんこでも良いかもしれない。
片づけ、整理整頓は一番良い。
うどんは最高にうまく、実質的にも腹がふくれた。
卵の白身とミルクセーキはよく考えていたと思う。
ちゃんこはまさに男の料理という感じだった。
うどん、肉だんごはおいしかった。
抹茶じゅーすがアイデア良くうまい。
チャン粉なべがとても美味。他もおいしい。
日常の料理から食べやすかった。

総合的には、
Aチームは、奇抜でアイデアたっぷりのメニュー、そして全体にうす味でまとめたバランスの良さで審査員のハートを射止めた。
Bチームは、一品一品の料理は最高にうまかったが、味の濃いうすいのバランスがとれず、惜しまれた。
Cチームは、味はどの審査員もうまいと誉めたが、見た目が地味で、日常料理の感覚が、コンテストとしては裏目に出た。惜しい。

というわけで、「激突!炎の料理人」は、熱く燃えつきた。栄冠を手にした人、くやし涙を飲んだ人。いろんなドラマがありました。さあ、次にチャレンジするのは、キミだ。


炎のチャレンジ第2弾!
9月15日 英田TIサーキット
3時間耐久自転車レース


今年もやったぜ、3時間耐久レース。去年の経験を生かして今年こそ、上位入賞だ。
全力を尽くして2チームで挑戦。結果は全200チーム中A=112位、B=102位。
えっ、うそ〜。あんなにがんばったのに〜。くそ、今年は強敵が多かったようだ。
来年こそ上位入賞を。

Aチーム=佐藤・坪田・田中・河原=112位
Bチーム=佐々木・秦・山根・太田・川崎=102位


リターン